シドニーでRSAを受けて落ちました
こんにちは。かずです。
クリーニングの仕事が月から金で週末は休みなので、週末の仕事を探しているんですが、この前、シドニーのシティにあるバーの面接に行ってきました。
おしゃれな落ち着いた雰囲気のお店で、見てすぐ「ここで働きたい」と思いましたね。テーブルに座って待っていると、フロアマネージャーの若い金髪の女性が出てきました。
軽く自己紹介をしたあと面接が始まり、「Tell me about yourself?(あなたについて教えてください)」と言われました。
この質問、海外で仕事の面接をするときによく聞かれ、今までの仕事の経験(日本も含めて)を答えれば良いんですが、僕は事前にこの答えを用意して暗記していたのでそれが今回役立ちました。
海外で仕事、特にローカルの仕事を探す場合はこの質問にうまく答えられるように準備しておいたら良いと思います。ネットで調べるとたくさん出るので(yutubeにもこれについて説明した良い動画があります)、是非見てみてください。
面接が終わり、次の日にトライアルをしてくれることも決まったんですが、帰り際に
「RSAをまだ持ってなくて近いうちに取ろうと思ってるんですけど」
と言うと
「え?!持ってないの??」
と驚かれ、RSAがないとトライアルもできないことになり、向こうもすぐに人が欲しいこともあって結局ここで働くことはできなくなりました。
RSAはオーストラリアでアルコールを扱うお店(レストラン、パブ、ボトルショップなど)で働く場合に必要なライセンスです。
ということで、もうこんなことがないように面接のあとすぐにRSAのコースを申し込みました。
RSAのコースは朝9時半から昼休憩を挟んで2時まで授業があり、それが終わった後3時までテストという流れでした。僕の時は全部で25人ぐらいいましたね。国籍は見た感じバラバラ。
場所はCentarl Stationの近くのCoffee Schoolというところ。
当然授業は英語なんで、予想通り先生の言ってることは半分ぐらいしか分からなかったです。声も小さいし笑。
授業の中でバーテンダーとお客さんという設定で、10個あるシナリオの中から1つ選んで、2人1組になってみんなの前でロールプレイをする時間があり、僕は隣に座っていたアジア人の男の子とペアになり、泣きながらテキーラを頼むお客さんの役をやりました。
これがなんかものすごいうけて、もうこれだけでこの日やりきった感がありました笑。
テストでは、授業でもらった資料や書いたノートは見ていいけど、人と話をしてはだめと言われました。
問題文とかは理解できるし、何を聞かれてるのかも分かるんですけど、普通に答えが分からない汗。
確かに授業でやったけど、こんなの覚えてないよって感じでした。一応資料にある程度答えが乗ってるんですが、けっこう厚くて、いかに早く答えの載っている場所を見つけて、それを答案に書き込めるかどうかが勝負でした。
テストが終わり、教室で座っていると後ろの扉から先生に、僕ともう1人日本人の女性だけが呼ばれ
「残念だけど、君たちは試験に受からなかったよ。無料で別の日に再試験が受けられるから、レセプションで申し込んできて」
と言われました。
あんまりテストに手ごたえなかったんで落ちてるだろうなーとは思ってたんですが、ロールプレイで泣きまねまでしたのに落ちるとかかっこ悪いですね笑。
ちなみにRSAの合格のしやすさは先生によるところも大きいと思います。
僕の友達も何人かRSAを持ってますが、彼らのときは、テストに出るところを先生が教えてくれたそうで、しかもスクリーンで出してくれて、「ここ重要だから(テストに出るから)写真撮って」という感じで、テスト中にその撮った写真を見たり、近くにいる人と答えをシェアするのもオッケーだったみたいです。
この先生と比べると僕のときの先生は厳しいですが、25人いて落ちたのが2人だけなんで、みんなよく合格できたなって思いますね。
ちなみに僕が再試を受けたときの先生はそのゆるい先生でした。その日に授業を受けた人たちと一緒にテストを受け、隣に一緒に落ちた日本人の女性がいたので分からないところは聞くことができました。
結果は合格でしたが、前日にある程度勉強したものの、もし前みたいにテスト中話すの禁止だったら再試もちょっと危なかったかも。
テストはどの日に受けても再試でも同じ内容なので、もし周りにRSAを受けた友達がいれば聞くのが一番良いと思います。
僕も試験に落ちた後、RSAを最近取った友達に授業で撮った写真を送ってもらいそれで勉強しました。
RSAは簡単に取れると言われてますが、僕みたいに落ちる人もいるので油断しないように気を付けてください笑。
では